木製?ステンレス?樹脂?スイングドアの素材選びで失敗しないポイント
2025.09.03
化粧板・ カラー鋼板タイプ 飲食店(厨房)スイングドア 店舗用スイングドア アルミ スイングドア ステンレス スイングドア 工場向けスイングドア 片開き 丸窓/特殊窓 両開き
スイングドアは、工場や厨房などの業務用途だけでなく、店舗やオフィスでも広く採用されています。ドアを選ぶ際に重要な要素の一つが「素材の選定」になります。見た目のデザイン性はもちろん、使用環境における耐久性、防錆性、そして価格など、設置場所や用途によって最適な素材は大きく異なります。
今回は、スイングドアの「心材」「表面材」「窓素材」など、主要なパーツ別に、素材選びで失敗しないためのコツをスイングドアのプロとしてご紹介いたします。
スイングドアの基本構造と主要パーツ
スイングドアは、主に以下のパーツの組み合わせで構成されています。
| パーツ | 主な役割と部材 | 特徴 |
| 芯材 | ドアの中身に使用される材料になります。木材樹脂芯材などが用いられます。 | ドアの剛性や防水性を担います。 |
| 表面材 | ドアの表面を覆う素材になります。ステンレス、アルミ、化粧板などがあります。 | 耐久性、防錆性、デザイン性を決定します。 |
| 窓 | ドアの反対側を確認するための視認性を確保します。アクリルなどが使用されます。 | 安全性の確保やプライバシーに配慮して選べます。 |
【心材】耐久性と防水性を左右する「ドアの中身」
心材(芯)はドアの土台となる部分であり、使用環境に応じて重要な選択ポイントになります。
木製芯材(標準)
心材に木材を使用するタイプは、軽量で剛性が高く、ドアの中身(芯)として一般的に使用されることが多いです。
• 特徴: 価格も手頃でコストパフォーマンスに優れます。多用途に対応可能であり、一般的な環境であれば十分に対応できます。
• 注意点: 防火対策が必要な場所や、外構に使用する場合は木材は適していません。
樹脂芯材(完全防水タイプ)
水濡れが常態化する場所や衛生管理が重要となる場所では、心材に樹脂材を使用した完全防水タイプを選択する必要があります。
• 特徴: 腐食に強く、防水性・耐薬品性に優れており、耐久性が抜群になります。
• おすすめの現場: 水洗いが多い厨房や食品工場、医療施設など、水がかかる場所や水で丸洗いしたい用途に適しています。
【表面材】使用環境とデザインで決める素材の選び方

表面材は、ドアの見た目や、傷・錆に対する耐久性を左右する最も重要な要素になります。使用用途により、様々な材質からお選びいただくことが可能です。
| 素材 | 特徴 | おすすめの現場 |
| アルミ | 軽量かつ安価で、コストパフォーマンスに優れた最も一般的な素材になります。ある程度の腐食にも強いです。 | 店舗、バックヤード、倉庫、一般的な商業施設、飲食店など。コストを抑えたい場合に最適です。 |
| ステンレス430(安価ステンレス) | 防錆性と耐久性を保ちながら、コストを抑えたステンレス素材になります。 | 屋内や水気の少ない現場、または価格を重視する場合に適しています。 |
| ステンレス304(高耐久) | 高い防錆性、強度、高級感を持ち、非常に衛生的で耐久性に優れます。耐食性が高く、長期間使用してもさびにくいです。 | 厨房、水産加工場、食品工場、医療現場など、高い衛生管理が求められる場所。最も高価になります。 |
| メラミン化粧板 | デザイン性が非常に高く、多様な色や模様(木目、石目、モノトーンなど)が選べます。対ky風性もあり、店舗の内装に合わせやすいです。 | 店舗内装との統一感を出したい場合や、オフィス、商業施設。 |
店舗などの内装では、壁紙や什器の品番に合わせたメラミン化粧板ドアの製作も可能になります。また、メラミン化粧板や標準的なステンレス表面材には抗菌効果がありますが、さらに強い抗菌・抗ウィルス効果を期待される場合は、抗ウィルス対応のオプションもご用意しております。
>>化粧板・ カラー鋼板タイプ スイングドアについてはこちら
【窓】安全性と視認性に配慮した素材選び

スイングドアは、ドアの向こう側を確認するために窓を設けることが一般的になります。窓の素材は主にアクリルが使用されます。窓の種類を選択することで、安全性とプライバシーの両方に配慮することができます。
| 窓の種類 | 特徴 | 利用シーン |
|
透明感 |
視認性が高く、人の往来が確実に確認できます。 | 工場、厨房、バックヤードなど、安全確認が最優先の場所。 |
| ハーフミラー | 暗い側からは明るい側が見え、明るい側からは暗い側が見えない仕様になります。店舗側からはバックヤードが見えづらく、バックヤード側からはホールがよく見えるため、店舗で人気です。 | 店舗ホールとバックヤードの間など、プライバシーを確保しつつ視認性を確保したい場所。 |
| マット(すりガラス) | 向こう側がぼんやりと見える目隠し効果があり、空間をぼかして見せたくない場合に最適です。 | トイレ、医療施設、事務所内のプライベート空間。 |
>>すりガラス・ハーフミラー窓のスイングドアについてはこちら
お客様のニーズに応じた最適な素材をご提案します
スイングドアの素材選定は、「とにかく安く作りたい」「水がかかるから防錆性が重要」「お店の内装に合わせたデザインにしたい」など、お客様の現場ごとのご要望に応じて最適な構成が異なります。
スイングドア工場直販.comでは、お客様のニーズをしっかりとヒアリングした上で、以下のような最適な素材構成をご提案することが可能です。
• コストを重視される場合は、表面材にアルミをご提案します。
• 衛生面や水洗いを重視される場合は、ステンレスまたは完全防水(樹脂芯材)タイプをご提案します。
• デザイン性を重視される場合は、豊富なカラーバリエーションを持つメラミン化粧板タイプ(WG1シリーズやW1シリーズなど)をご提案します。
弊社は製造直販メーカーとして、お客様の特注寸法や特殊仕様にも対応いたします。素材選びに迷われた場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。スイングドア業界で30年以上の経験を持つ専門スタッフが、お客様の現場にベストな素材構成をご提案いたします。
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